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括弧の使い方!Webライティングで使用頻度の多い「かっこ」とは

Webライターにみなさん、「」や()などの括弧(かっこ)を正しく使っていますか?

括弧には、種類に応じて基本的な使い方・ルールがあります。
質の高いWebライティングを提供すべく、しっかりポイントを押さえておきましょう。

今回の記事では、Webライティングで使用する機会が多い「括弧」にフォーカスします。
括弧の使い方やルールが気になる方は、参考にしてみてください。

目次

括弧の使い方

括弧は、文章を読みやすくする、または理解しやすくするために欠かせない記号です。
Webライターにおいては、正しく使って質の高い文章に仕上げましょう。

括弧には多くの種類がありますが、Webライティングで頻繁に使用されている括弧を中心に使い方・ルールを解説します。

「」カギ括弧

Webライティングでもっとも使用頻度の高い括弧です。
会話を表現する際や引用、語句を強調したいときに使用します。

会話表現
彼から「Webライターをはじめるには、どうしたらいい?」と相談された。
タイトル名
「Webライターをはじめ方3つの方法」
強調
おすすめの「クラウドソーシング」を紹介します。

文末に句点を使わない

Webライティングでは「」内の文末に句点を使用しないのが基本です。

クライアントに「必ず納期までに仕上げて下さい」と指示された。

クライアントに「必ず納期までに仕上げて下さい。」と指示された。

後に句読点を打たない

「」の後に句点を打たないように気をつけましょう。

なお「前には打つ」と解説している場合がありますが、読みやすさを考慮して判断すればよいでしょう。

「必ず納期までに仕上げて下さい」と指示された。

「必ず納期までに仕上げて下さい」、と指示された。

『』二重カギ括弧

カギ括弧内の会話表現や書籍のタイトル、曲名に使用する括弧です。

強調で使用する例を解説している場合があるものの、本来書籍のタイトルや曲名で使う括弧であり、やたら無意味に使用するのは推奨しません。

クライアントワークで強調として使用したい場合は、あらかじめ確認しておきましょう。

書籍のタイトル
今回は『沈黙のWebライティング』の書評を書きました。
カギ括弧内
彼は「最近、クライアントに『誤字脱字が多すぎる』とよく指摘されるんだよな」と嘆いていた。

()丸括弧

漢字・英語の読み方や、内容の解説に使用される括弧です。

Webライティングでも頻繁に使用されますが、間違って使っている場合があるので注意しましょう。

全角・半角に注意

丸括弧には、全角と半角があります。
どちらを使用するかの明確な定義はありません。

クライアントによるものの、Webライティングにおいては「丸括弧の中が日本語なら全角」「丸括弧の中が英数字のみなら半角」が一般的なルールです。

丸括弧の例
  • 日本語は全角:ライター募集中(未経験不可)
  • 英数字は半角:グーグル(Google)

()内の文末に句点を入れない

以下の例のように、()内の文末には句点を入れないのが一般的です。

  • 正:3,000字以内(最低1,000字以上。文字数を超える場合はご連絡ください)
  • 誤:3,000字以内(最低1,000字以上。文字数を超える場合はご連絡ください。)

なお、文章の文末で()を使う場合は、最後に句点を打つのが基本です。

興味がある方はご連絡ください(ライター歴2年以上の方)。

興味がある方はご連絡ください。(ライター歴2年以上の方)

【】すみつき括弧

語句を強調したいときに使用する括弧です。
Webライティングでは、タイトルの先頭にキャッチコピーを入れるときによく使用されています。

強調
 【重要】 当案件の執筆について
キャッチコピー
 【Webライター必見!】 リード文の書き方3つのポイントを解説

そのほかの括弧

Webライティングで、使用される機会が少ない括弧も簡単に紹介しておきます。

〔 〕亀甲括弧(きっこうかっこ)

引用の補足説明や注記で使う括弧です。
おもに、縦書きの文章で使用されます。

{} 中括弧

見出しの強調や文章の強調に使用される括弧です。

[ ]大括弧

角括弧とも呼ばれる括弧で、横組みで使用されるのが一般的です。

〈〉山括弧

タイトルや強調したい文章で使用される括弧です。
引用を指し示す際にも使用されています。

括弧を正しく使うならツールが便利

括弧の使い方で見落としを防ぎたいなら、ツールを使う方法もあります。

私も使用している推敲ツール「文賢」では「自分ルール」を適用させて、標準で入っていない語句を抽出して指摘してくれます。

では、実際にやってみましょう。
」の後ろに句読点を打たないルールを追加します。

抽出するエラーを「キーワード」に入れて、正解を「推奨ワード」に記入します。
「基本コメント」にエラーの理由を入れて保存したら追加完了です。

同じように、。)も自分ルールに追加しました。

上記で悪い例として紹介した例文を入れて「推敲支援」にかけます。

左が貼り付けた悪い例です。
右欄に、自分ルールとして誤りが抽出されているのが確認できます。

文賢は、ほかにもさまざまな便利な機能を豊富に搭載した推敲ツールです。
以下の記事でも文賢を詳しく取り上げているので、気になる方は参考にしてみてください。

あわせて読みたい
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まとめ:括弧を正しく使おう

Webライティングにおける、括弧の正しい使い方やルールを紹介しました。
Webライターなら、ちょっとしたミスで低評価されないよう気をつけましょう。

案外間違った使い方をしているライターもいるので、しっかりポイントを押さえておいてくださいね。

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