よく「Webライターならブログをやるべき、サイトを立ち上げるべき」と、いわれます。
多くは「文章を書くのに早く慣れろ」「ワードプレスを覚えろ」という意味のようですが、せっかくなら収益化を目指してみませんか?
]練習のために書くのと、収益を上げるべく四苦八苦しながら書くのでは大違い!
収益化を目指してこそ、Webライターとしても成長できるのです。
では、なぜWebライターはブログで収益化を目指すべきなのか?
4つのメリットを挙げながら説明していきましょう。
Webライターがブログを運営する4つのメリット
くどいようですが……
Webライターは収益化を目指しながらブログ・サイトを運営するべきです。
とくに「収益化を目指しながら」の部分がキモ。
緊張感なく書き続けると、以下のメリットが半減するのです。
- セールスライティングが身につく
- SEOライティングが身につく
- 実績としてアピールできる
- 資産として収入の柱になる
それぞれ以下で詳しく解説していきます。
セールスライティングが身につく
収益化を意識して文章を書けば、セールスライティングの技術が身につきます。
セールスライティングとは、言葉の通り「売るための文章術」です。
読者を離脱させず、最後いかにCV(コンバージョン)させるかを考えながら書いていきます。
すべてのクライアントがセールスライティングを求めてはいないものの、Webライターなら少なからず必要とする場面があるでしょう。
マニュアル通りの「きれいなだけの文章」は、勉強すれば誰でも書けるようになります。
一方、お目当てのリンクをクリックしてもらうためのセールスライティングを身につけるには、試行錯誤しながら書き続けて自ら体得しなければなりません。
「なぜ売れないのか?」「なぜ読まれないのか?」を悩んでこそ、読み手に共感してもらえる文章が書けるようになります。
単なるライターのポートフォリオとしてブログを書くのではなく、収益化を目指しながら書いてこそ、より実践的な文章力が身につき、ひいてはクライアントから高い評価をもらえるのです。
Webライターが収益を目指しながらブログを書けば、売るための文章術「セールスライティング」が身につく。クライアントからも高く評価される!
SEOライティングが身につく
ブログやサイト運営で収益を上げようと思えば、SEOは避けて通れません。
とくに、検索結果で上位するために欠かせない「SEOライティング」の体得は、ブログの収益化に必須です。
でも心配ありません。
「上位に表示されたい「「PVを増やしたい」と試行錯誤しながらSEOを向き合っていれば、おのずと「SEOライティング」が身につきます。
実践的なSEOライティングをマスターすれば、SEOに詳しくないクライアントから頼りにされるケースもあるでしょう。
収益を上げるべく身につけたSEOの知識を活かせば、狙った対策キーワードでの上位表示やCVの増加、PV増などでクライアントの期待に応えられます。
ところが、SEOはとても複雑・難解であり、書籍やコンテンツを読んでも実践的なSEOライティング力は到底身につきません。
収益を上げるべく日々SEOと直接向き合ってこそ、時代とともに進化・変化しているSEOに対応できるWebライターになれるのです。
Webライターが収益を目指しながらブログを書けば、SEOライティングが自然と身につく。クライアントから頼りにされる存在になる!
実績としてアピールできる
自ら書いてブログやサイトに投稿した記事は、Webライターの実績としてアピールできます。
さらには、アイキャッチや画像の加工、図解作成などスキルの証明にも。
クライアントのさまざまな要望にも応えられる、完全無欠のWebライターになれるのです。
少し大げさでしたが、とくにライター歴が浅く実績になる記名記事がないのなら、ぜひ自分のブログ・サイトを持ちましょう。
CVに結びつく記事を求めているクライアントに対しては、収益化に成功している事実が強力なアピールになります。
ただし、無料ブログではなく、WordPressでブログ・サイトを立ち上げるのが肝心です。
そもそも無料ブログでは収益化しにくいし、SEOでおこなえる施策も限られます。
「WordPressって難しそう……」というツイートをよく見かけますが、それほどではありません。
文字を入力する、画像を貼り付ける、リンクを挿入するなど基本的な部分の難易度は同じです。
無論、無料ではできないものの、扱いに慣れていればWordPressへ入稿を求められる案件でも役立ちます。
ぜひ、WordPressで自分のブログ・サイトを立ち上げてみてください。
[su_note note_color=”#fbf99f”]Wordpressでブログをはじめる方法については、以下の記事で詳しく解説しています。[/su_note]
Webライターが収益を目指しながらブログを書けば、実績にできるしスキルの証明になる。WordPress入稿案件でも役立つ!
資産として収入の柱になる
Webライターは、書き続けなければ収入が途切れてしまいます。
しかしながら、ブログの収益化に成功すれば、ある程度放置でも収入を得られるのです。
たとえば、病気になって長期の療養が必要になると、ライター業のみでは失業状態と変わりません。
会社員なら一定の給料が補償されるのに対して、フリーランスのWebライターは危機的状況に弱いのです。
仮に執筆できない状況になっても、収益化に成功したブログ・サイトを保持していればひとまず安心できるでしょう。
ただし、ブログ・サイトの収益化には多くの労力と時間を要します。
Webライターとして執筆しながら、なんとか時間をつくってブログを更新しなければなりません。
それでも、一時期の困難を乗り越えて収益が上がるようになれば資産となり、Webライターの収入をも上回る収入の柱になり得るのです。
Webライターが収益を目指しながらブログを書けば、収入の柱ができる。執筆できない状況になっても安心!
Webライターがブログを運営するデメリット
デメリットといえるか微妙ですが、クライアントワークとブログ運営の比重に注意が必要です。
ブログ・サイトの運営をはじめても、まともな収益が上がるようになるには相当の時間を要します。
半年から1年くらいでようやく収益がちらほら上がるようになり、10万円・20万円と稼ぐには2~3年以上かかる覚悟が必要です。
生活のためにはクライアントワークで収入を得る必要があり、ブログ・サイトの運営に力を入れてばかりでは生活に支障が出ます。
当面の生活費に余裕があれば、思い切ってブログ・サイト運営メインに舵を切ってもよいでしょうが、なかなか難しいのが実情ではないでしょうか?
Webライターの収入も確保しながらブログ・サイトを運営するには、双方の適度なバランスをコントロールする必要があるのです。
クライアントワークとブログ運営のバランスをコントロールする必要がある。十分な収益が上がるようになるには相当の時間を要する。
ブログが年金代わりになるかも?
ブログ・サイトの収益化に成功すると、放置もしくは少々のメンテナンスで継続的に稼げるようになります。
10年、20年とリンク切れを修正する程度のメンテナンスを続けていけば、永遠に収益を得られる可能性を秘めているのです。
不動産投資の記事を書いていると、定番の文句「年金の代わりになる」が頻繁に登場します。
不動産投資が軌道に乗れば、老後は家賃収入を得ながら悠々自適に生活できるという論理です。
しかし、サイトを運営している立場からいえば「ブログ・サイトこそ年金の代わりになるのでは?」と感じています。
収入は不安定なものの、収益化に成功尾すれば毎月報酬が振り込まれます。
しかも、ノーリスクです。
仮に、サイトを閉めざるを得ない状況に陥っても、収入がなくなるだけで支出は発生しませんし、借金も増えません。
一方、不動産投資は一見放置に見えてさまざまなリスクがあり、手間や費用もかかります。
建物や設備が老朽化すれば大規模な修繕も必要ですし、災害で大きな損失を被るかもしれません。
まるでバラ色の人生のような説明になりましたが、ブログ・サイトの収益が年金代わりになるには条件があります。
今日の「検索システム・広告システム」が永遠に続かなければなりません。
つまり、Googleが仕切っている今の世界です。
Googleアドセンスやアフィリエイトで稼げない世の中になってしまえば、今回述べているすべてが絵にかいた餅になるでしょう。
けれども、それはWebライターでも投資でも同じ。
すべてが一瞬で変わってしまう事態は考えにくく、時代の変化に対応していけばなんとかなる、と思っていますがいかがでしょうか?
まとめ:Webライターならブログ・サイトで収益化を目指そう!
・セールスライティングが身につく
・SEOが身につく
・実績としてアピールできる
・資産として収入の柱になる
Webライターのブログ・サイト運営には、スキルや知識が身につく、実績になるなど多くのメリットがあります。
しかも、さして大きなデメリットやリスクはほとんどありません。
しいて挙げるとすれば、ドメイン代とサーバー契約料程度でしょうか。
「とりあえず無料ブログかnoteをはじめてみようかな?」と考えているなら、ぜひWordPressでブログ・サイトを立ち上げて収益化を目指してみましょう。