Webライターとして執筆する傍ら、趣味と実益をかねてサイトをいくつか運営しています。
記事のほとんどを自分で書いているものの、内容によってはワーカーに依頼する場合も。
クライアント側になってみると、ワーカーの対応で気になる点が多々見受けられました。
クライアント目線で実体験に基づく注意点を紹介するので、とくにWebライターをはじめたばかりの方は参考にしてみてください。
募集内容をしっかり読もう
応募してくるワーカーのなかには、ほとんど募集内容を読んでいないであろう方がいます。
まったく的外れなアピール文を書いてくるライターが、とても多いのです。
たとえば、ガジェットのまとめ記事を書いてほしいのに「スポーツ記事が得意です」とあっても、返事のしようがありません。
また、募集文でライター歴などその他もろもろを尋ねているのに、まったく記載がないとか。
募集内容を読まないワーカーは、きっとレギュレーションも読まないのだろうと想像できますし、仕事を依頼する気にはなりません。
募集文を読んで内容に沿って回答するのは、それほど難しくないはずです。
まずは募集内容をしっかり読んで、適切な応募文を書きましょう。
連絡は早めにしよう
契約前、契約後にかかわらず、とにかく連絡の遅いライターが多い印象です。
なかには、契約前は即レスでも、いったん契約したら急に遅くなるワーカーもいます。
自分は日頃から即レスを心がけていますが「案外、珍しいほうなのかな?」と、思いました。
ということは、 即レスを心掛けるだけで印象がよくなり、他のライターと差別化できる のではないでしょうか?
とくに、クラウドソーシングのメッセージ欄では既読を確認できないため、返信がないと伝わっているか心配になります。
仮に外出中であってもスマホで通知を確認できるはずですし、どんなに取り込み中でも返信が翌日になるのは避けましょう。
すぐ対応できない内容でも、既読を伝えるために「外出中ですので、戻り次第あらためてご連絡いたします」などと、とりあえず即レスしておくのがオススメです。
提案文はしっかり書こう
提案文でしっかりアピールできなければ、採用されません。
極端な例ですが「よろしくお願いします。」の1行だけの方もいました。
提案文に判断材料がなければ、依頼を検討するのは不可能です。
長文でも内容が伴っていないと困りますが、「この仕事がやりたい」という熱意が伝わるようしっかりと書きましょう。
また、内容が薄い以上に印象の悪いのが「テンプレートの提案文」です。
多くの案件で使い回している、テンプレートによる提案文は読めばわかります。
なかには、まったく的外れな内容を長文で書き綴ってある場合もあり、はっきり言って意味不明です。
案件それぞれの募集内容にあわせて、カスタマイズした提案文を作成しましょう。まとめ:基本的なことで採用率は高められる
今回紹介した応募する際の注意点は「採用されるにはどんな提案文を書いたらよいのか?」以前の問題です。
「こんなライターほんとにいるの?」と思われたかもしれないですが、結構いるのですよ。
ごくごく常識的な内容ですし、逆に「 社会人として基本的なことを守るだけで、採用率は高められる 」と思います。
身に覚えがあるなら「募集内容をしっかり読む、返信はなるべく早くする、提案文をしっかり書く」を心がけてみてください。