コラム

【Webライターコラム 1】クラウドソーシングで仕事を依頼して思ったこと

趣味と実益をかねて、サイトをいくつか運営している。

いちWebライターのぶんざいで”サイト運営”だなんてたいそうなことを言ってみたが、いちおう月6桁の収入を得ているので、そこはお許し願いたい。

これまではクオリティを落としたくないため、すべて自力で記事を執筆していたのだけど、さすがに手が回らなくなってきた。

そこで最近は、クラウドソーシングで発注者としてワーカーを継続的に募集している。

募集する側になって感じたことをまとめてみたので、これからWebライターとして活動していきたい方は参考にしてみてほしい。

募集内容を読まないで応募してくるワーカーが多い

まず感じたことが、募集内容を読まないで応募してくるワーカーの多さだ。
数打てば当たる、とでも思っているだろうか?

なかには、とにかくライター募集!みたいな案件もあるのだが、普通はジャンルや依頼内容を明確に書いてあるはず。

冷蔵庫のおすすめ記事を書いてほしい、という募集に対して「スポーツの記事が得意です。よろしくお願します。」みたいなかんじだ。

クラウドソーシングには単価で案件を絞り込む機能があるので、たとえば「2円以上」で検索をかけて、すべてに同じテンプレートでメッセージを送っているのだろう。

ごくまれに連絡がきて、契約につながった成功体験があるのか?
それとも、まったく案件をゲットできなくて困っているのか?

いずれにせよ、クライアントによい印象を与えない。
手当たり次第、適当に応募するのだけはやめておこう。

実際、そういう応募がきたら、今後その方に案件が表示されないようブロックしている。

連絡の遅いワーカーが多い

契約前、契約後にかかわらず、とにかく連絡の遅いワーカーが多い印象だ。
なかには、契約前は即レスでも、いったん契約したら遅くなるワーカーもいる。

契約したからひと安心、とでも思っているのか?
正直、もう一度お願いしようとは思わない。
連絡が遅いワーカーは、たいがい納品も遅いし、記事の質も低い。

報・連・相ができない社会人はダメ、なんてことを聞いたことがあると思う。

よくプロフィールに「24時間以内に必ずご連絡します」などと書かれているが、そんなの今や当たり前。

スマホでいつでも連絡できるはずだし、クラウドソーシングのアプリを入れていれば通知もくる。
連絡が遅い理由なんて、まったく見当たらない。

ワーカーからの連絡が遅いと、いろいろと滞って困る場合がある。

連絡が遅いワーカーとは今後取引したくない、と考えているクライアントが少なからずいることを肝に銘じておこう。

いい加減なワーカーが多い

連絡が遅いワーカーは「いい加減」に含まれると思うが、もっとひどいケースもままある。
たとえば、応募文に「よろしくお願いします。」の1行だけ、とか。

これならスルーするだけなので問題ないのだが、困るのは以下のようなケース。

  • 契約に同意したら、その後一切音沙汰なし
  • 「今日明日中に連絡します」と言いながら、まったく連絡ない
  • 質問や指示をメッセージしても返信がない

もういいや、と思っていると、何食わぬ感じでひと言の謝罪もなくメッセージがきたりする。
こうなってくると、いちワーカーうんぬんではなく、人としてどうなのか?とまで思う。

文章の基本がなっていないライターが多い

自分のことを棚に上げて偉そうに言うつもりはないのだけれど、文章力のなさに閉口するケースも多い。

とくに、大学時代にたくさんレポート書いていました、ブログでずっと文章を書いているから得意です、なんてアピールする方に多い印象だ。

なにか、変な自信をつけてしまって、まったく文章について勉強していないのだろう。

僕は、Webライターになると決めた時点で、文章に関する書籍を読みあさった。
5年目となった今でも、文章テクニック系で注目の本があれば、なるべく読むようにしている。

Webライターを名乗るなら、基本的な文章力は身につけおいてほしい。

なかには、僕よりライター歴の長いフリーランスでも、一度も勉強したことがないのでは?と、疑わざるを得ない人もいる。

なにも、高度なテクニックを身につけろ、というわけではない。

ごく当たり前の文章を書けるだけで、十分に仕事がもらえるし、Webライターとしてやっていけると思う。

今ではWebや書籍で、いくらでも文章について情報を簡単に入手できる。

「仕事を継続的にゲットできているから大丈夫」ではなく、今後さらに飽和状態になっていくであろうWebライター業界で生き残るためにも、さらに精進していくべきではないだろうか。

最低限の誤字脱字チェックはしてほしい

まったく見直ししていないのでは?と疑うほど、誤字脱字の多い記事を納品しているくるワーカーもいる。

文章力は一朝一夕に身につかないかもしれないけれど、誤字脱字は読み直せばある程度直せるはずだ。

なにも有料ツールを使用せずともWordでチェックできるし、便利な無料ネットツールもある。

Webライターを本業としていればそんな方はいないと思うが、対価として報酬をもらう以上、最低限のクオリティは維持してほしい。

記事の質を高めたいのなら、有料ツールの活用も検討してみよう。僕も使っている推敲ツール「文賢」なら、自分好みにカスタマイズできて便利。以下の記事で詳しく取り上げているので、チェックしてみてほしい。

「文賢」を使い続けている4つの理由!動画でわかりやすく解説文章作成アドバイスツール「文賢」は文章を校正・推敲してくれるツールです。豊富な収録語句と多機能さが魅力。自分のオリジナルルールを設定できるのも便利です。...

普通のことを普通にやればよし

少々辛辣な意見も述べてきたが、普通のことを普通にやればなんてことはない。

特別に抜きん出た文章力やスキルがなくても、Webライターとして今後も十分やっていけるはずだ。

「この人、大丈夫?」ってワーカーが驚くほど多いのだから。

どんな仕事も、取引先との信頼関係が大切。
Webライターの前にいち社会人であり、最低限の常識とマナーは備えておきたい。